「プランク」の姿勢で8時間15分15秒、62歳男性がギネス新記録

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元海兵隊員のジョージ・フッドさん(62)が「プランク」の姿勢を8時間15分15秒続けて、ギネス世界記録を更新した/Josef Holic Photography

元海兵隊員のジョージ・フッドさん(62)が「プランク」の姿勢を8時間15分15秒続けて、ギネス世界記録を更新した/Josef Holic Photography

(CNN) 米イリノイ州の元海兵隊員がこのほど、うつ伏せの状態でひじとつま先を地面についた「プランク」の姿勢を8時間15分15秒続けて、ギネス世界記録を更新した。

ジョージ・フッドさん(62)は海兵隊から麻薬取締局(DEA)勤務を経て、現在は引退生活を送る。2011年にプランクの持続時間で1時間20分の新記録を樹立したものの、更新に挑戦した16年、8時間1分1秒を記録した中国人の男性に敗れていた。

世界一の座を奪還しようと、本番の15日に向けて1年半の間、毎日平均7時間のトレーニングを続けたという。

1日に4~5時間のプランクと、腕立て伏せ700回、腹筋運動100回を20セット、スクワット500回、さらに腕の筋トレ約300回のメニューを続けた。この日のためにプランクを続けた時間はのべ2100時間に達するという。

本番の舞台では3人の息子たちを思い浮かべ、ヴァン・ヘイレンとラムシュタインのロック音楽にも励まされた。苦しくなったらコンサート会場のように音量を上げる。「80年代にはロックスターになりたいと夢見ていた。少なくともあの8時間15分15秒の間、私はロックスターだった」と語る。

プランクを続けるにはマラソンと同様、最初に壁を越える必要があるという。ひじに痛みが走り、皮膚から血がにじんでくる。コーチの掛け声を聞いてたくさん水分を取るうちに感覚がまひしてくれば、あとは疲れた、もうやめたいという気持ちと闘うだけだ。

Josef Holic Photography
Josef Holic Photography

プランクへの挑戦は今回で最後になりそうだが、次は1時間の腕立て伏せの回数でギネス記録を目指すという。

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