米軍機3機、西太平洋で76年ぶりに発見 旧日本軍との戦闘で墜落

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米軍機が西太平洋の海底で発見された/from University of Delaware

米軍機が西太平洋の海底で発見された/from University of Delaware

(CNN) 第2次世界大戦中に旧日本軍と交戦して墜落した米軍機3機が、西太平洋の島国ミクロネシアの海底で76年ぶりに見つかった。

米デラウェア大学によると、見つかったのは急降下爆撃機のSBD―5「ドーントレス」2機と、雷撃機のTBM/F―1「アベンジャー」1機。同大の研究チームが非営利組織(NPO)の「プロジェクト・リカバー」と手を組んで、ミクロネシアで捜索を行っていた。

3機は1944年2月の「ヘイルストーン(ひょう)作戦」で墜落した。作戦は米軍の圧勝だったが、米軍側も兵士40人が命を落とし、20機以上の機体を失った。

米軍機の正確な墜落地点は、これまでずっと分からないままだった。

戦闘機が沈んでいたのはミクロネシアのチューク州(旧トラック環礁)の深さ約30~65メートルの海底で、一部の機体はプロペラ部分がサンゴに覆われていた。


3機に乗務していた兵士7人の遺体を回収するかどうか、回収するとすればいつ実施するのかは、まだ決まっていない。研究チームは米政府に提出する報告書を取りまとめている。

サンゴに覆われたプロペラ/from University of Delaware
サンゴに覆われたプロペラ/from University of Delaware
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