トランプ氏所有のゴルフ場に落書き、親パレスチナ団体が認める スコットランド
(CNN) 英北部スコットランドにあるトランプ米大統領所有のゴルフ場「トランプ・ターンベリー」でパレスチナ自治区ガザ地区をめぐる落書きなどの被害が見つかり、親パレスチナ団体が行為を認めた。
ゴルフ場の芝生に塗料で「ガザは売り物でない」という文字が書かれ、全英オープンのコースにも使われたホールなどが掘り返された。
英国を拠点とする親パレスチナ団体「パレスチナ・アクション」は、トランプ政権のガザ再建計画に直接抗議する行動だと発表。同政権がガザの破壊や民族浄化、支配をもくろんでいると非難した。
同団体の報道担当者は「トランプ氏がガザを自分の好きにできる不動産のように扱うことを認めない。それを表明するために、同氏自身の所有地が抗議行動にさらされ得ることを見せつけた」と述べた。
同団体は、イスラエル政府に武器を提供する製造元の妨害を掲げて活動を展開している。
スコットランド警察はCNNに、被害の報告を受けて捜査に乗り出していることを認めた。