「裸の楽園」の旅、ヌードクルーズ船が米マイアミから出航へ 来年2月

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船を丸ごと貸し切ったヌードクルーズによるカリブ海への旅が来年2月に予定されている/Horacio Villalobos/Corbis/Getty Images/FILE

船を丸ごと貸し切ったヌードクルーズによるカリブ海への旅が来年2月に予定されている/Horacio Villalobos/Corbis/Getty Images/FILE

(CNN) ヌーディストのためのクルーズを専門に手掛ける米旅行会社ベア・ネセシティーズが米ノルウェージャンクルーズラインと手を組み、フロリダ州からカリブ海に向かう11日間の旅を提供する。来年2月に全長295メートルの客船「ノルウェージャンパール」で出航する予定だ。

バハマやプエルトリコ、セント・マーチン島のような寄港地を巡るこの「ビッグ・ヌードボート」の旅は乗客に対し、「人生で一度きりの体験」を約束している。

ベア・ネセシティーズの公式ウェブサイトに掲載されたメッセージには「いつもながら、何を着ないかを決める贅沢(ぜいたく)を提供できるのは我々の喜びです」と書かれている。同社はこれまで、船を丸ごと貸し切ったヌードクルーズを75回以上提供してきた。

客室料金は約2000ドル(現在のレートで約30万4900円)からで、3ベッドルームの特別客室では3万3155ドルに跳ね上がる。船の定員は2300人。

同社によると、船内の高級レストランには「裸のまま屋外で食事を取れる広大なビュッフェエリア」がある。船内で利用可能な様々なアメニティーは「あらゆる人のヌードクルーズのスタイルに合わせる」ことを目指しているという。

ただ、「裸のクルーズ船客」と言えど、完全に服なしで済ますことはできなそうだ。

実際、乗客は食堂では服を着ること、「下半身裸の状態やTバック、Gストリング姿で特等室やプールデッキ、ビュッフェエリア」に座る前には必ずタオルを掛けることなど、多数のルールに従う必要がある。

「愛撫(あいぶ)や不適切な接触は禁止」で、寄港中に他の船の目の前でヌードになることも禁じられる。

「裸の楽園に戻る11日間の旅」は2月3日にフロリダを出発し、14日に帰還する予定。

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