米11州の知事選、共和党がノースカロライナ州を奪取
(CNN) 米大統領選と同時に6日に投開票が行われた11州の知事選は、CNNの予想によると、ノースカロライナ州で共和党が民主党から知事の座を奪取する見通しとなった。同州で共和党の知事が選出されるのは1988年以来。
同州は引退を表明した民主党の現職パーデュー知事の後任として、共和党のパット・マクロイ候補が民主党のウォルター・ダルトン候補を破って勝利することが確実になった。
共和党はノースカロライナ州のほか、ユタ、ノースダコタ両州の現職が再選を確実にし、インディアナ州も引き続き制する見通し。
一方、民主党はバーモント、デラウェア、ミズーリの3州の知事の再選が確実となり、ウェストバージニアとニューハンプシャーの両州も引き続き制する見通し。
選挙前の11州の知事勢力は民主党が8州、共和党が3州だったが、ノースカロライナ州知事が共和党に入れ替われば、共和党は全米50州のうち、少なくとも30州を制することになる。同党の過去最多は1920年代の34州だった。