ロムニー氏が敗北宣言 「米国を信じている」 米大統領選
(CNN) 米大統領選で民主党のオバマ大統領に敗れた共和党のロムニー候補は米東部時間7日午前1時前(日本時間同日午後3時前)、ボストン市内で敗北を宣言した。
オバマ氏再選確実の報道が流れてから約1時間半の沈黙を破り、ステージに現れたロムニー氏。支持者らの拍手に笑顔で答え、オバマ大統領に電話で祝意を伝えたことを明らかにした。
ロムニー氏は続いて、副大統領候補のライアン下院議員やアン夫人ら家族、陣営幹部、さらに全米の支持者へ感謝の言葉を贈った。「私は米国を信じる。米国の人々を信じる」との言葉に、大きな拍手がわき起こった。
「私たちは精一杯闘った」と選挙戦を振り返り、「大統領として米国を率いることを強く望んでいたが、国民は別の指導者を選んだ。今は皆さんとともに、大統領と米国のために祈りたい。米国に神のご加護を」と、短いスピーチを結んだ。