米レストランチェーン大手フーターズ、破産申請

カリフォルニア州サンディエゴの店舗/Kevin Carter/Getty Images/File

カリフォルニア州サンディエゴの店舗/Kevin Carter/Getty Images/File

ニューヨーク(CNN) 米レストランチェーン大手フーターズは31日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した。数十年の歴史を持つこのブランドは、今後も存続するとしている。フーターズはオレンジ色の制服を着た女性ウェーターとチキンウィングで知られる。

破産手続きでは、自社所有の全店舗100軒を、フロリダ州タンパとイリノイ州シカゴでフーターズの店舗を運営するフランチャイズグループ2社に売却する計画。

フーターズの他にも、レッドロブスターなどのファストカジュアルレストランは厳しい事業環境の中で破産申請を行っている。フーターズは、人種差別から性差別までさまざまな訴訟を抱えてもいる。昨年には食品価格と人件費の高騰を理由に数十軒の店舗を閉鎖した。

同社は、破産法11条の手続きを「約90~120日」で終える予定。

フーターズは、自社所有の店舗については「業績を評価中」としながらも、通常通り事業を継続すると述べた。これは、破産手続き中に一部の店舗を閉鎖する可能性があることを意味している。

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