大流行の集団ダンス「ハーレム・シェイク」、機内での動画が問題に 米
チームのメンバーは「シードベルト着用のランプは消えていた」「手持ちカメラなので実際よりひどく揺れているように見えるが、安全上の問題はまったく感じなかった」と話している。
FAAは「これは捜査ではない」と強調し、撮影時の状況などを詳しく把握するのが目的だと述べた。これに対してフロンティア航空は「安全措置はすべて守られ、ベルト着用ランプも消えていた」とコメントしている。
ただ専門家らによると、機内のけがの原因で最も多い乱気流による揺れは前触れなく起きることがあり、飛行中に集団で立ち上がる行為は危険が大きい。乗務員から緊急連絡があっても伝わらない恐れがある。さらには、テロリストが乗務員の注意をそらすために悪用するケースも考えられるという。
コロラド・カレッジの学生らは、ハーレム・シェイク「再演」の可能性を否定している。「続編は決してオリジナルに及ばないから」ということだ。