エボラ熱のワクチン、臨床試験で安全性確認へ 米

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WHOの許可による緊急投与に備えて準備を進める企業もある

WHOの許可による緊急投与に備えて準備を進める企業もある

NIHによると、同様の試験は英国と西アフリカのガンビア、マリでも実施する計画が進んでいる。感染国のギニア、シエラレオネ、リベリア、ナイジェリアは医療施設が整備されていないため、現時点では実施が困難とされる。

グラクソ・スミスクラインは臨床試験と並行して1万回分のワクチンを生産する方針。世界保健機関(WHO)の許可が得られれば、危険地域での緊急投与が可能になるという。

エボラ出血熱のワクチンはこのほかにも複数の候補が開発されている。カナダ公衆衛生局(PHAC)が開発し、米アイオワ州のバイオ企業、ニューリンク・ジェネティクスが今月ライセンスを取得したワクチンも今秋には臨床試験に入る見通しだ。

NIHが開発したもう1つのワクチンも、サルを使った実験で感染を防ぐ効果が確認されている。

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