トランプ氏、共和党支持率トップを維持 米世論調査
ワシントン(CNN) 来年の米大統領選に向けた共和党の指名争いは、CNNとORCが23日に発表した世論調査で首位のドナルド・トランプ氏が39%の高い支持率を保ち、2位以下の候補に圧倒的な差を付けていることが分かった。
トランプ氏の支持率は11月の調査に比べてさらに3ポイント上昇した。2位のテッド・クルーズ上院議員は18%。3位は元医師のベン・カーソン氏とマルコ・ルビオ上院議員が10%で並んだ。
トランプ氏は7月に支持率トップに浮上して以来、首位をキープし続けている。クルーズ氏は今回初めて、他の候補との差を大きく広げた。
今回の調査はラスベガスで15日に開かれた共和党の候補者討論会の後に実施された。討論会を見た共和党支持者は33%がトランプ氏を最も高く評価。28%はクルーズ氏、13%はルビオ氏に軍配を上げた。クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事を評価した視聴者は6%、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事はわずか1%だった。
共和党支持者の46%は、トランプ氏が指名されれば共和党が勝利できる確率が高まると回答。一方、別の人物が指名された方がいいと答えたのは50%だった。
世論調査は17~21日にかけ、全米で無作為に抽出した成人1018人を対象に電話で実施した。