トランプ氏、フロリダとオハイオで支持拡大 米大統領選
一方、非白人層では、クリントン氏支持の割合が高い。オハイオで70ポイント、フロリダで43ポイント、クリントン氏支持の割合が多かった。
前回と前々回の選挙でオバマ大統領誕生を助けた若い有権者をみると、クリントン氏支持というわけでもなさそうだ。現時点では年齢の高い層よりも投票する可能性が低く、今回の選挙戦への熱意があまり高くないことを示唆しているといえそうだ。
45歳以下の層で見ると、フロリダではクリントン氏への支持がトランプ氏を6ポイント上回った。オハイオでは互角だった。前回の大統領選ではオバマ氏は両州で2けたのリードを見せていた。
好感度を見ると、オハイオでクリントン氏に良い印象を持っている人の割合は36%とトランプ氏の41%を下回った。また、より正直で信頼できるのはという問いでも、クリントン氏はトランプ氏に12ポイントの差をつけられている。
フロリダでは、クリントン氏に良い印象を持っている人の割合は46%。トランプ氏は43%だった。
調査は今月7~12日、オハイオとフロリダの各州で無作為で選んだ成人(オハイオ州1003人、フロリダ州1006人)に対して電話で実施した。そのうち選挙に参加する可能性のある人はオハイオ州で788人、フロリダ州で769人だった。誤差は両州ともプラスマイナス3.5ポイント。