米大統領選後の米国、国民の8割が「分断深まった」

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国内の分断が深まったと答えた人の割合は8割にのぼった

国内の分断が深まったと答えた人の割合は8割にのぼった

(CNN) 米大統領選で史上まれに見る不人気の候補同士が激戦を展開した結果、米国内の分断はこの数年で最も深刻化している――。そう感じる米国人は全体の8割以上を占めることが、最新の世論調査で明らかになった。

CNNと調査機関ORCが17~20日、全米から無作為に抽出した成人1003人を対象に調査を実施し、27日に結果を発表した。

それによると、大統領選で国内の分断が深まったと答えた人は全体の85%に上った。支持政党別にみると共和党で85%、民主党で84%、無党派層で86%と、ほぼ横並びの数字。性別や人種別、年齢別、学歴別にみても、全ての層で8割以上を占めた。

今回の大統領選では共和党のドナルド・トランプ氏が勝利したものの、民主党候補のヒラリー・クリントン氏が総得票数で上回っている。このような逆転現象が前回起きたのは、共和党のブッシュ前大統領と民主党のゴア候補が争った2000年の大統領選だが、当時の世論調査で「米国の分断が深まった」と答えた人は64%だった。

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