ロシアのハッキング関与、米政権は「100%確信」
(CNN) ロシアが米大統領選を狙ってサイバー攻撃を仕掛けたとされる問題をめぐり、米国務省のカービー報道官は3日、CNNとのインタビューで、米政権としてロシアがハッキング行為に関与したことを「100%確信」していると述べた。
カービー氏はロシアがサイバー領域を通じて米国の選挙制度に介入し、「疑念と混乱」を引き起こそうとした行為に「疑いの余地はない」と語った。
さらに「これは大統領や国務長官をはじめとする閣僚だけでなく、情報当局全体の見解だ」と強調した。
トランプ次期大統領はこうした見方に疑念を呈し、事実だとすればホワイトハウスが本選前に指摘しなかったのはおかしいと主張してきた。
一方、カービー氏は「すでに確固とした情報がある。確信がなければ今のような対抗措置を取るはずがない」と話している。