オバマ氏政策の「多くを廃止」に、トランプ氏が就任初日に
ワシントン(CNN) ショーン・スパイサー次期大統領報道官は1日、ドナルド・トランプ氏が大統領就任初日にオバマ大統領が実行してきた政策の多くを廃止する計画であることを明らかにした。
スパイサー氏はABCテレビの番組に出演し、トランプ氏は「オバマ政権が過去8年間に実施した、経済成長や雇用創出を阻害している規制や措置の多くを」就任後、直ちに廃止すると述べた。
スパイサー氏は、具体的にどの政策を廃止するのかは明らかにしなかったが、トランプ氏は長年、オバマ氏の移民、エネルギー規制、外交政策を批判しており、これらの政策について取り消しなどの措置を模索している可能性がある。
またスパイサー氏は、「ワシントンに新ブランドをもたらす」改革として、トランプ次期政権の閣僚は、退任後5年間ロビイストになることを禁じると発表した。
スパイサー氏は「これは非常に前向きな改革だ」とし、「過去にはバックミラーをのぞき込む人もいたが、今回われわれは前向きに考えている。トランプ政権で働きたいのであれば、自分のためではなく、国のために働くべきだ」と述べた。