「中国は秩序を乱す搾取国家」、米国務長官が非難
ティラーソン長官はまた、米西海岸からインドにかけての秩序を米国と同盟国で守る「インド太平洋」戦略構想について、この構想を支える国家としてインドや日本を位置付け、インドについては「極めて重大かつ重要な民主国家であり、この地図の片側を固定する」と述べた。
日本については「我々が極めて強固な安全保障関係を築いているもう1つの非常に重要かつ強力な民主国家であり、地図のもう片側を固定する」と位置付けた。
中国がこの構想を、中国を封じ込めようとする動き、あるいは中国に対する挑戦と受け止める可能性もある。ティラーソン長官は中国について「重要な関係を持つことになる」としながらも、「非民主社会である中国とは、主要民主国家と同じような関係を持つことは決してない」と付け加えた。