米アムトラック事故、調査チームは速度や線路に注目か

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国家運輸安全委員会(NTSB)が現場に調査チームを派遣している

国家運輸安全委員会(NTSB)が現場に調査チームを派遣している

(CNN) 米北西部ワシントン州でシアトルから南へ向かっていた全米鉄道旅客公社(アムトラック)の旅客列車が高架橋から脱線し死傷者が出た事故を受け、国家運輸安全委員会(NTSB)は20人規模の調査チームを派遣すると明らかにした。調査の焦点は列車の運行速度や線路の状況、人的要因などとなりそうだ。

事故は18日午前に発生。14車両編成のうち13車両が下を通る幹線道路に落下した。

多くの区間は最高速度の時速79マイル(約127キロ)に対応している。事故が起きたカーブの制限速度は時速30マイルだという。事故当時、列車がどのくらいの速度で走っていたかは不明。NTSBは運行速度に関する情報を公開していない。

乗客の1人によれば、列車はかなりの速度で走行していたという。

アムトラックのアンダーソン社長兼共同最高経営責任者(CEO)は、列車がスピードを出し過ぎている場合にそれを感知し、自動的に減速、停止させるシステムが作動していなかったと述べた。

元NTSBの調査官らからは、初期段階では運行速度が問題点だった可能性もあるとの見方が出ている。

「ブラックボックス」が回収されれば多くの疑問に答えが出るかもしれない。ブラックボックスには運行速度やブレーキなどの情報を記録しているという。

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