米NY州、娯楽用マリフアナ合法化の法案で合意と発表

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法案が成立すれば州や地元自治体の税収増加が見込まれる/Bruce Bennett/Getty Images North America/Getty Images

法案が成立すれば州や地元自治体の税収増加が見込まれる/Bruce Bennett/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事は28日、州指導部が娯楽用マリフアナ(大麻)合法化の法案で合意したと発表した。大麻産業の発展は雇用創出や数億ドルの税収確保につながると試算している。

発表によると、法案は現行の医療用マリフアナ制度を拡張して大麻管理局を新設し、医療用や成人による使用、大麻成分を網羅する包括的な規制の枠組みを導入するという内容。

ニューヨーク州で成人が使用する大麻産業を発展させることにより、3万~6万人の雇用創出や、年間3億5000万ドル(約380億円)の税収確保を見込む。

クオモ州知事は、「成人が使用する大麻の合法化は、雇用を創出して経済に恩恵をもたらす新市場を創出するのみならず、長い間疎外されてきたコミュニティーに公正をもたらし、かつて不当に罰せられてきた人たちにその恩恵を受けるチャンスを与える。この法案に署名して成立させる日を楽しみにしている」と述べた。

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