米NY市長選の民主党予備選、エリック・アダムス氏勝利 CNN予測

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エリック・アダムス氏。ニューヨーク市長の民主党予備選で勝利が確実となった/Justin Lane//EPA-EFE/Shutterstock

エリック・アダムス氏。ニューヨーク市長の民主党予備選で勝利が確実となった/Justin Lane//EPA-EFE/Shutterstock

(CNN) 米ニューヨーク市の市長選に向けた民主党予備選で、CNNの予測では、ブルックリン区長のエリック・アダムス氏が勝利する見通しとなった。

今回の選挙は、有権者が候補者を好ましい順に順位付けして投票する「優先順位付き投票」方式で行われた。

ニューヨーク市選挙管理委員会が6日夜に発表した最終ラウンドの集計では、前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏が僅差の2位となった。得票率はアダムス氏が50.5%、ガルシア氏が49.5%と、アダムス氏のリードは1パーセントポイントだった。

それより1つ前のラウンドには人権弁護士のマヤ・ワイリー氏も進んだが、非公式の結果で3位だった。

CNNの勝利予測は、未集計の票を加えても他の候補者がアダムス氏に勝利できないことを意味している。

アダムス氏は初期段階でリードした選挙戦の夜から自信を見せていたが、選挙管理委員会からの発表を受けて勝利宣言した。アダムス氏が今秋に実施される市長選で共和党候補のカーティス・スリワ氏に勝利すれば、故デービッド・ディンキンズ氏以来、黒人として2人目のニューヨーク市長となる。ディンキンズ氏は1993年に再選を目指した選挙で敗退した。

優先順位付き投票では、最初の集計で一番票数の少ない候補者が除外され、その候補者への投票が次に順位の高い候補者への票として再度割り振られる。こうした集計と除外のプロセスを最後2人になるまで繰り返し、最終ラウンドでの最多得票者が勝者となる。

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