ロシアが戦場に投入のイラン製無人機、数多くの故障 米が指摘
(CNN) 米国防総省幹部は9月30日、ロシアがイランから調達しウクライナの戦場へ投入しているドローン(無人機)に触れ、「数多くの故障」などを起こしていることを示す材料を米国が握っていることを明らかにした。
ベーカー国防副次官(政策担当)が記者団に述べた。これらドローンは戦闘でロシアに大きな技術的な前進を与えるものになっていないと指摘した。
イラン製ドローンが何らかの技術的飛躍を体現しているとの考え方は、データを踏まえれば生まれてくるものではないとも述べた。
米政府は今年8月下旬、ロシアが兵器搭載可能なイラン製ドローンを保有していることを明らかにしていた。ロシアは8月中旬には貨物機を使ってこのドローンをロシアへ運んでいた。CNNは先に、イラン製ドローンの操作方法に関するロシア要員の訓練は7月にイラン内で始まったとも報じていた。