イスラエルの現時点での軍事作戦停止、「長期的な安全保障」に最善でない 米

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イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区南部ラファへの攻撃で上空に立ち上る煙/Mahmud Hams/AFP/Getty Images

イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区南部ラファへの攻撃で上空に立ち上る煙/Mahmud Hams/AFP/Getty Images

(CNN) 米国務省のミラー報道官は13日、国連総会でパレスチナ自治区ガザ地区での停戦を求める決議案に圧倒的な支持が集まったことについて、「世界がこの紛争の終結を望んでいることを明確にしている。これは我々が共有する目標だ」と述べた。

米国は先週、国連安保理で採択されたガザでの即時停戦を求める決議案をめぐり、拒否権を行使していた。

ミラー氏は、戦闘を必要以上に長引かせることは望んでいないとした上で、米国はイスラエルの軍事作戦を今止めることが「この地域の全員にとって、長期的な安全保障上の利益となる」とは考えていないと述べた。

ミラー氏は、イスラム組織ハマスが敗北することはあり得るが、「戦場で思想を打ち負かすことはできない」と指摘。今回の紛争が終結した際には、パレスチナの人々の願いに対する正当な答えが必要だとの見方を示した。

ミラー氏は、イスラエルや中東地域の各国、米国や責任ある立場に立ちたいと望む全ての国々が、ハマスよりも良いアイデアを提示する義務があると言い添えた。

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