熱気球の事故で4人死亡、1人重体 米アリゾナ州
(CNN) 米アリゾナ州で熱気球が砂漠に不時着し、警察によると4人が死亡、1人が重体に陥った。
気球は14日午前7時50分ごろ、州都フェニックスから南へ約100キロ離れたエロイ近郊に不時着した。
詳しい原因は不明だが、国家運輸安全委員会(NTSB)は初期情報として、気球の「球皮」と呼ばれる袋の部分に何らかの問題が起きたとの見方を示した。
死傷者の身元はまだ公表されていない。
現場には同日夜、NTSBのチームが出動して調べを進めた。気球本体は後日、検査施設に運ばれる予定。地元警察がNTSBと連邦航空局(FAA)の調査に協力している。
気球は英国のメーカー、キャメロン・バルーンが製造した旅客用のA160型。操縦者以外の定員は7人とされる。