「ポセイドンの射手作戦」 米、イエメン・フーシに対する作戦名を決定

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イエメン周辺の地図。斜線部分はフーシの支配地域/Source: ACAP Analysis Hub  Graphic: Lou Robinson, CNN

イエメン周辺の地図。斜線部分はフーシの支配地域/Source: ACAP Analysis Hub Graphic: Lou Robinson, CNN

(CNN) 米国がイエメンの反政府武装組織フーシを標的とする進行中の作戦を「ポセイドンの射手作戦(Operation Poseidon Archer)」と名付けたことがわかった。米当局者2人が明かした。

名称の付与は今回の作戦がより系統立った、長期に及ぶ可能性のある公式な作戦であることを示す。イランが支援するフーシは紅海やアデン湾で商船を狙う攻撃を続けると公言。米国はこれに対しフーシの基盤への攻撃を続けている。

米国は今月11日、英国とともにフーシへの攻撃を始め、最初にイエメンの約30の地点を攻撃。これがポセイドンの射手作戦の開始となった。

米国は国際航路に対するフーシの攻撃能力を瓦解(がかい)させようとしており、同作戦は片道攻撃用ドローン(無人機)、対艦弾道ミサイル、対艦巡航ミサイルなどを標的とする。

当局者によると、本作戦は紅海での安全強化を目的に米英両国を含む20カ国以上が海軍資産や人員を投じる「繁栄の守護者作戦」とは別個のもの。後者の作戦は防衛を目的とし、イエメンのフーシ支配地域から発射されるドローンやミサイルを迎撃している。

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