ハマスとの戦争終結なら辞任も イスラエル極右閣僚が示唆
(CNN) イスラエルの極右政党「ユダヤの力」を率いるベングビール国家安全保障相は、同国がイスラム組織ハマスとの戦争終結を決めた場合、自身は政権から退くとの意向を示唆した。
ベングビール氏は同党の会合で、「もし戦争をやめるなどという決定が下されたら、私は政権の一員でなくなるだろう」と言明。強硬派の同党が現政権の一角を担うことは、国土に強く影響しているとも強調した。
CNNと提携するイスラエルの公共放送KANが、この場面の映像をSNSに投稿した。
同氏はこれまでも同様の発言を繰り返してきた。昨年11月末に戦闘が一時休止された時も、休止期間後すぐにパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を再開しなければ、政権から外れるつもりだと宣言していた。