有罪でもトランプ氏「適格」、ノースカロライナ州は3分の2近く 出口調査の初期集計
(CNN) 米大統領選に向けた共和党の指名争いで、5日の「スーパーチューズデー」に選挙を迎えた15州のひとつ、ノースカロライナ州で、「トランプ前大統領は刑事裁判で有罪になっても大統領に適格」とみる投票者が全体の3分の2近くを占めていることが、CNNによる出口調査の初期集計で分かった。
同様の回答はバージニア州でも半数あまりを占めた。
ノースカロライナ州で約4割、バージニア州では約3分の1が、トランプ氏の「MAGA(米国を再び偉大に)」運動に参加していると答えた。
共和党候補者選びの初戦となった1月のアイオワ州党員集会では、MAGA賛同者が46%を占めていた。第2戦のニューハンプシャー州予備選では約3分の1、先月のサウスカロライナ州予備選では約41%だった。
出口調査の初期集計は推定値にすぎないが、投票に訪れた有権者の一面をうかがい知ることはできる。