指名争いの山場「スーパーチューズデー」、3分の1以上の代議員を争う 米大統領選
(CNN) 米大統領選の候補指名争いは5日、16州と米領サモアで予備選などが集中する「スーパーチューズデー」を迎えた。今年の大統領選予備選で最大の山場となる。
共和党側では15州で代議員865人を争う。これは全国党大会に参加する代議員の総数の3分の1以上に当たる。
トランプ前大統領は代議員の獲得数で圧倒的なリードを付けたい考え。対抗馬のヘイリー前サウスカロライナ州知事はトランプ氏の指名を遅らせることを狙う。
7月の党大会で共和党の指名を獲得するには代議員1215人を獲得する必要がある。トランプ氏が5日にこの数字に到達するのは不可能とみられる。
一方、民主党側では15州と米領サモアで1420人の代議員を争う。現職のバイデン大統領に有力な対抗馬はいないが、バイデン氏も5日に指名獲得に十分な代議員を得ることはできないとみられる。
ミネソタやノースカロライナ、コロラドを含む複数の州では、有権者は「支持者なし」や「誰でもよい」と投票する選択肢が与えられる。
5日に予備選などを行う州と米領は以下の通り。
◇
アラバマ州
アラスカ州共和党予備選
米領サモア民主党党員集会
アーカンソー州
カリフォルニア州
コロラド州
アイオワ州民主党の郵便投票期日
メーン州
マサチューセッツ州
ミネソタ州
ノースカロライナ州
オクラホマ州
テネシー州
テキサス州
ユタ州民主党予備選と共和党党員集会
バーモント州
バージニア州