ヨーダの奇妙な話し方には「正当な理由」、ジョージ・ルーカス氏が明かす

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「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」のヨーダとルーク・スカイウォーカー/Lucasfilm/Fox/Kobal/Shutterstock

「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」のヨーダとルーク・スカイウォーカー/Lucasfilm/Fox/Kobal/Shutterstock

(CNN) 映画史上、最も愛されるキャラクターの一人である「スター・ウォーズ」のヨーダ。人気の一因はその独特の話し方にある。

「最高の師、失敗こそは」「学ぶべきこと多し、今なお」「900歳になった時に見た目が今ほど良い、はずがない」――。こうしたせりふはいずれも、ジェダイ・マスターであるヨーダが思考を言語化するユニークな方法を示す。とりとめのなさと語順の乱れが魅力的だ。

「スター・ウォーズ」シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカス氏はこのほど、「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」(1980)の記念上映会で、ヨーダのこの特徴について言及した。独特の話し方が生まれたのは、ヨーダの深遠なメッセージを観客に確実に届けるためだったと説明している。

米芸能誌バラエティによると、TCMクラシック映画祭に参加したルーカス氏は「普通の英語で話しても、それほど耳を傾けてもらえないだろうから」と理由を説明。「だがアクセントがあったり、理解が本当に難しければ、せりふの内容に集中してもらえる」と語ったという。

TCMクラシック映画祭で登壇したジョージ・ルーカス氏=24日/Emma McIntyre/Getty Images
TCMクラシック映画祭で登壇したジョージ・ルーカス氏=24日/Emma McIntyre/Getty Images

「ヨーダは基本的に、映画内の哲学者という位置付け」「人々に耳を傾けてもらう方法を考えなければならなかった。特に12歳を相手に」。ルーカス氏はそう言い添えた。

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