バスが崖から200メートル下に転落、30人死亡 ネパール
(CNN) ネパールの警察当局によると、首都カトマンズから西へ約603キロ離れたドティ地区で12日、急斜面を走行していたバスが約213メートル下に転落、乗客ら少なくとも30人が死亡、13人が負傷した。
バスは路上脇にあったポールに衝突した後、崖下に落ちたという。転落の詳しい原因は伝えられていない。
運転手を含む負傷者は現場近くの病院に搬送された。
ネパールの山岳地帯では、不良な道路事情や老朽化したバスの利用、経験不足の運転手、定員超過の乗車などが原因の交通事故が再三起きている。昨年12月にカトマンズから西へ約402キロ離れたスルケット地区で起きた事故では15人が死亡していた。