武装集団が市場や民家を襲撃、死傷者70人超 ナイジェリア
ナイジェリア・カノ(CNN) ナイジェリア北東部ボルノ州で26日、武装集団が村の市場や民家を襲撃し、州警察によると少なくとも45人が死亡、26人が負傷した。警察はイスラム過激派集団ボコ・ハラムの犯行とみて調べている。
警察によると、武装集団はオフロード車で同州のカウリ村に乗り付け、店じまいをしていた市場で銃を乱射。さらに多数の民家に放火した。
市場に店を出している目撃者の男性は、犯行グループは市場の取引業者を装い、事前に仕掛けてあった爆弾を使ったようだと話している。
警察によると、爆弾が使われたかどうかは不明だが、不発弾が残っている可能性もあるとみて、警察の爆弾処理班が捜索している。
ナイジェリア北部ではボコ・ハラムによる襲撃事件が相次ぐ事態を受けて、ボルノなど3州が昨年5月から非常事態を宣言していた。