マニラ国際空港で爆弾テロ計画を阻止、厳戒態勢続く
(CNN) 国営フィリピン通信(PNA)によると、同国の対テロ当局は1日未明、ニノイ・アキノ国際空港で爆発物を用意しているグループを発見し、攻撃を未然に阻止した。
グループは同空港の第3ターミナル駐車場に止めた白いトラックの中で、手製爆弾を組み立てていた疑い。国家捜査局(NBI)がひそかに情報を入手し、現地時間午前1時45分(日本時間同2時45分)ごろに3人の男を逮捕した。
NBIは当初、逮捕者4人と発表していたが、その後修正した。グループから銃なども押収したという。
容疑者の氏名は公表されていない。当局は引き続き同空港に厳戒態勢を敷くとともに、首謀者や動機を調べている。
同国南部では、イスラム国家の樹立を主張する武装組織がテロ攻撃を繰り返している。