中台首脳、分断後初の会談へ 7日にシンガポールで

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中台の指導者が分断後初の会談に臨むことが分かった

中台の指導者が分断後初の会談に臨むことが分かった

(CNN) 台湾の馬英九(マーインチウ)総統と中国の習近平(シーチンピン)国家主席が7日、シンガポールで会談することになった。双方の首脳が会談するのは、1949年の中台分断後初めて。

台湾の中央通信社は政府高官の話として、協定への署名などは予定されていないが、両首脳は平和をテーマに語り合うと伝えた。

中国の国営新華社通信も4日早朝、対台湾当局者の話として首脳会談の予定を確認した。

中国外務省はこれに先立ち、習主席が7日から8日にかけ、シンガポールのタン大統領に招かれて同国を訪問すると発表していた。

台湾では親中派の国民党を率いる馬総統が2008年の就任以来、中国との融和政策を率先して進めてきた。しかしこれに反発する世論も根強く、昨年は中国との貿易協定に反対する学生らが立法院(国会に相当)を占拠するなど大規模なデモが起きた。

馬総統の任期満了にともなう来年1月の台湾総統選挙を前に、国民党は苦戦が伝えられている。世論調査で独立志向の野党・民進党に大幅なリードを許している状況を受け、先月の党大会では公認候補を急きょ交代させることを決めた。

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