「米国民が選ぶ大統領と協力」 プーチン大統領が表明
また、ロシアは他国の内政に干渉しないと強調し、米国民が選んだ大統領とともに仕事に取り組むつもりだと表明した。
民主党の候補となるヒラリー・クリントン前国務長官については、自分よりもラブロフ外相の方がよく知っていると述べる一方、クリントン氏は米ロ関係について「独自の考えを持っているようだ」との見方を示した。
さらに、多くの人はある地位に就いて違った責任を負うようになると、考え方も変わるものだと指摘。こうした責任感が世界の安定と米ロ間の関係強化につながることを期待していると語った。
プーチン氏はまた、対ウクライナ政策をめぐって悪化している欧州との関係について、各国首脳らとの関係改善を望む姿勢を示した。シリア情勢については、米国が反体制派に政権側との対話を促すべきだと主張。反体制派の代表を政治プロセスに参加させようという米国の提案には同意すると述べた。