非常に強い台風、クリスマスに上陸か フィリピン
南カマリネス州の知事はツイッター上で、約5万世帯の避難を24日夜に開始する計画を報告していた。同州は予想される上陸地点から約181キロ離れているが、上陸進路となる恐れもある。
地元のCNN系列局ABS−CBNによると、同知事は25日前に住民の退避を急がせるため、自宅から避難施設に移った住民には伝統的な料理の豚の丸焼きを提供すると約束した。
フィリピンでは近年、台風被害が目立ち、2013年にはレイテ島などが襲われ、6000人以上が死亡、住民約400万人が避難などする大規模災害となっていた。この台風は上陸した中で最強規模とも指摘されていた。