イスラム教の少女、路上でヒジャブ切られる カナダ

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クワーラー・ノーマンさん(左)と母親=12日、カナダ・トロント

クワーラー・ノーマンさん(左)と母親=12日、カナダ・トロント

(CNN) カナダ東部トロントで12日、イスラム教徒の女性が髪を覆うスカーフ「ヒジャブ」を着けて歩いていた少女が男に襲われ、ヒジャブを切り裂かれた。

警察によると、クワーラー・ノーマンさん(11)は弟と一緒に登校する途中の路上で襲われた。男はノーマンさんのジャケットのフードを脱がせ、はさみでヒジャブを切った。

ノーマンさんが叫び声を上げ、男はいったん走り去ったが、2~3分後に再び襲ってきたという。

本人は12日の記者会見で「本当に恐ろしく、わけが分からなかった」と話した。

現場は多様な住民が集まっていることで知られる住宅街。当局は憎悪犯罪として捜査している。

トルドー首相は同日、ツイッターを通して「カナダは開かれた友好的な国。このような事件は容認できない」と述べた。

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