南北首脳会談、文氏と金氏が植樹のセレモニー
(CNN) 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は27日、午後の首脳会談に先駆け、非武装地帯で植樹のセレモニーを行った。
両首脳は会場で握手を交わすとシャベルを手にし、金氏は韓国・済州島の土を、文氏は北朝鮮の白頭山の土をすくいとって1953年に芽生えたという松の木の根元にかけた。1953年は朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた年。
土をかけた後、金氏は韓国から、文氏は北朝鮮からそれぞれ取り寄せた水を木に与えた。
植樹のセレモニーに続き、会談を記念する石碑の除幕式が行われた。石碑の表面には「平和と繁栄が植えられた」との文字、両首脳の名前、会談の日付が刻まれている。
JUST IN: Kim Jong Un and Moon Jae-in take part in a tree-planting ceremony using soil and water from both Koreas https://t.co/g5rPpIKW59 pic.twitter.com/7tx1TqvG3U
— CNN International (@cnni) 2018年4月27日