誘拐された米国人観光客とガイドを救出 ウガンダ
(CNN) アフリカ東部ウガンダの治安部隊は7日、観光に訪れた国立公園で誘拐された米国人女性1人とガイド1人を救出した。同国政府の報道官が明らかにした。
同報道官によれば、2人とも隣国のコンゴ民主共和国(旧ザイール)で救出され、ウガンダ国内へ無事に戻ってきた。女性は8日には、首都のカンパラにいるとみられる。
警官や兵士が救出に踏み込んだ際、誘拐犯らは現場から逃走したという。
女性はクイーン・エリザベス国立公園で2日夕、武装したギャングに銃を突き付けられ、ガイドとともに誘拐された。犯人らは50万米ドル(約5500万円)の身代金を要求。情報筋が7日、CNNに明らかにしたところによると、身代金は女性が参加したツアーの運営会社が支払った。
同社の広報担当者は女性にもガイドにもけがはないと説明。また誘拐犯らの身元は明らかにされていないと述べた。
トランプ米大統領は7日午後、2人が犯人から解放されたとの報告を受け、ツイッター上で喜びを表明した。