ウクライナへの軍事支援、「要請の10%」と国防次官
(CNN) ウクライナ国防省のマリャル次官は、同国が欧米諸国に要請してきた軍事支援のうち、これまでに受け取ったのは10%にすぎないと述べた。
テレビ番組での発言で、欧米からの支援強化を呼び掛けた。
マリャル氏はこの中で「私たちがどれだけ努力しても、わが国の軍がどれほど高度でも、欧米のパートナーからの支援がなければ、ウクライナがこの戦争に勝つことはできない」と主張した。
ロシア軍が東部ドンバス地方のセベロドネツクなどで攻勢を強めるなか、ウクライナ当局者らは、より多くの武器の供与がなければ、ロシアの進軍を阻止したり、占領地を奪還したりすることがますます困難になってくると訴えている。
米当局者によると、15日にベルギーの首都ブリュッセルで開かれるウクライナ支援国約50カ国による会合では、新たな武器や装備の供与案が発表される見通しだ。