キーウ近郊ブチャ、民間人7人の遺体発見
(CNN) ウクライナのベネディクトワ検事総長は13日、首都キーウ(キエフ)郊外の町ブチャで民間人7人の遺体が見つかったと明らかにした。
ロシア軍に占領されていた森の中の塹壕(ざんごう)に、銃で撃たれ両手を後ろで縛られた遺体が埋まっていた。
警察が詳しく調べているという。
ウクライナ国家警察のクリメンコ長官は同日、国内で遺体が見つかった民間人約1200人は依然として身元が分かっていないと述べた。
腐敗した遺体も多く、確認作業には時間がかかっている。ホットラインで連絡があった親族らのDNAとの照合を試みているという。
クリメンコ氏は、国内各地で死亡した民間人1万2000人あまりについて、警察が捜査を進めていると述べた。
同氏によると、ブチャでは1カ所の集団墓地から116人の遺体が発見された例もある。