トランプ大統領、健康状態は「極めて良好」 主治医が診断結果を発表
フロリダ州ウェストパームビーチ(CNN) 米ホワイトハウスの主治医は13日、トランプ大統領(78)の健康診断の結果を発表し、トランプ氏が大統領の職務を全うするうえで「完全に適している」と述べた。主治医によれば、「頻繁なゴルフ大会での勝利」が、その健全ぶりを示す証拠だという。
発表された文書には、身体検査や認知機能テストなどの詳細が記されており、トランプ氏が「極めて良好な健康状態」を維持していると結論付けている。
文書によれば、トランプ氏の体重は224ポンド(約101キロ)、身長は75インチ(約190センチ)。2020年の最後の大統領時の健診では244ポンドだったため、今回の体重は20ポンド減となる。コレステロール値も前回より改善している。
トランプ氏はモントリオール認知評価テストで30点満点中30点を獲得した。トランプ氏は、フロリダへ向かう機中で記者団に対し、「全問正解だった」と語っていた。このテストは、医師が「軽度の認知機能障害」を素早く把握するのに用いられることで知られている。
目や頭部、耳、鼻、のどなど各部位の検査結果も正常値だった。右耳に残る傷痕は、昨年ペンシルベニア州で起きた暗殺未遂によるものだという。
「トランプ大統領は優れた認知機能と身体的健康を示しており、最高司令官および国家元首としての職務を全うするのに十分な状態だ」。文書はそう結んでいる。