西側に兵器の追加要請、戦場で性能試せるとも ウクライナ国防相
(CNN) ウクライナのレズニコウ国防相は28日までに、西側諸国に対し軍装備品の追加供与を要請した際、兵器製造企業にとってはロシアの侵攻に抗戦するウクライナで自社の製品の質などを試せる機会が得られるとの見方を示した。
SNS上で、「これまで言ったきたことを繰り返すが、我々は様々な国の全ての軍事産業が近代兵器を提供するよう求めており、戦場で現在の世界にとって最大の脅威となっている敵にどう使えるのかをお見せ出来る」と主張した。
ドイツが供与を表明していた自走式対空砲「ゲパルト」の3基が到着したことを発表した際に述べた。
ウクライナの防空能力の強化に寄与するとしてドイツと同国国防相に謝意を表明した。また、ウクライナの地元テレビの取材に、届けられたのは同対空砲3基に砲弾数千発と明かした。今回提供された分を合わせ計15基が譲渡される予定とした。
一方、ウクライナのダニロウ国家安全保障国防会議書記は27日、西側諸国がここ1カ月間、軍事支援を力強く増大させていることに非常に感謝していると述べた。
SNS上で、これら装備品の一部は南部ヘルソン州のドニプロ川西側に駐屯するロシア軍の重要な補給路であるアントニウスキー橋の破壊に使われたことも明かした。