ウクライナ中部の町に砲撃、13人死亡 原発の対岸
(CNN) ウクライナ中部ドニプロペトロウシク州で9日深夜、2つの町にロシア軍のロケット弾80発が撃ち込まれ、レズニチェンコ州知事によると13人が死亡、5人が負傷して重体に陥った。
レズニチェンコ氏が10日、通信アプリ「テレグラム」に投稿したところによると、同州ニコポリの町ミリフスカとマルハネツィの住宅地が砲撃を受けた。
高層ビル20棟以上と文化センター、学校2カ所、市議会議場や行政機関のビル数棟に砲弾が撃ち込まれた。
マルハネツィはロシア軍が制圧したザポリージャ原発からドニプロ川をはさんだ対岸に位置する。ここでは数千人の住民が停電の被害を受け、ミリフスカでも約1000人の家でガスが止まっているという。
レズニチェンコ氏は「悲劇の一夜だった」と書き込んだ。