22日の安保理会合、ロシアは欠席の見通し 米当局者
(CNN) 国連安全保障理事会が22日に開くウクライナの主権に関する会合に、ロシアは出席しない見通しとなった。米国務省高官が語った。
同高官は「ロシアの外相は会合に出ないようだ」「ロシア代表は不在になると理解している」と述べた。
米当局者らは先週の時点で、ロシアも出席するとの見方を示していた。シソン米国務次官補はブリンケン国務長官の日程表に基づき、米ロと中国、フランス、英国の常任理事国5カ国とウクライナの外相が全員出席するだろうとの認識を示した。この会合は、米ロの外交官が同席する唯一の場になるとみられていた。
国務省の同高官は、ロシアが会合をボイコットしたのかどうかを明言しなかったが、「ロシアは出席したくないから出ないのか」との質問には「その通りだ」と答えた。
ウクライナの主権とロシアの説明責任が議題となる会合に、ロシアが出席しないのは必ずしも意外なことではないとも指摘し、どこが出席を表明したか把握していると述べた。
CNNはロシアの国連代表部にコメントを求めたが、返答は得られていない。
中国が出席するかどうかも確認されていない。同高官は今後数日のうちに詳細を発表すると述べた。