IAEA、ザポリージャ原発所長の解放を発表

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ロシア側に拘束されていたザポリージャ原発の所長が解放された/Getty Images

ロシア側に拘束されていたザポリージャ原発の所長が解放された/Getty Images

(CNN) ウクライナ中南部にあるザポリージャ原子力発電所のムラショフ所長がロシア側に拘束された問題で、国際原子力機関(IAEA)は3日、所長が解放されて家族のもとに戻ったと明らかにした。

IAEAのグロッシ事務局長はツイッターへの投稿で、所長の解放を歓迎するとし、所長が無事に家族のもとに戻ったことが確認されたと述べた。

ウクライナのクレバ外相は2日、ツイッターへの投稿で、グロッシ氏と話し合いを持ったとし、グロッシ氏がIAEAは所長解放のための労力を惜しまないと断言したと明らかにしていた。

ウクライナのエネルギー相は3日、声明で、所長が3日間にわたってロシアに拘束されていたと述べた。エネルギー相は、ザポリージャ原発の職員に対する圧力は信じられないほどに高まっていると指摘。IAEAの専門家が原発に駐在していてもロシア軍の行動を止めることができないと述べた。

ウクライナ国営原子力企業「エネルゴアトム」のトップ、ペトロ・コティン氏は1日、所長が見回り中のロシア軍兵士に拘束されたと発表していた。所長は車で同原発から離れた際、ロシア軍による停止命令を受けて車外に出された後、目隠しされて車でどこかへ連れ去られたとしていた。

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