ウクライナ、ロシアの兵器を「大量」破壊 ルハンスク州への攻撃で
(CNN) ウクライナ軍参謀本部は14日、最新の戦況を報告し、東部ルハンスク州の鉄道拠点に対する攻撃でロシアの兵器を大量に破壊したと明らかにした。
南部ヘルソン州や中南部ザポリージャ州、東部ドネツク州でロシアが大きな損失を被ったことも明らかにした。
ただ、このところロシアが一定の戦果を上げているとみられるドネツク州バフムート周辺の戦闘には触れず、「ロシアは引き続きドネツク州の行政上の境界に到達しようとする計画の実現に注力している」とした。
ウクライナ軍参謀本部はルハンスク州への攻撃に関し「初期情報によると、(同州)アントラツィトの鉄道駅一帯で、我が軍の兵士が鉄道で輸送されていた敵の兵器と軍装備品の大部分を破壊した」としている。
CNNはこの攻撃について確認できていない。
ウクライナはここ数週間、ルハンスク州におけるロシアの補給線を攻撃目標に設定。隣接する北東部ハルキウ州での攻勢成功を足がかりに、さらなる攻勢を試みている。
参謀本部によると、これ以外の地域では、ドネツク州クフリボダリウカやザポリージャ州トクマク、ヘルソン州トカリウカでロシア兵150人あまりが死亡、約100人が負傷したという。