ワグネル社トップ、「バフムート東部全体」を掌握と主張
(CNN) ロシアの民間軍事会社ワグネルを率いるプリゴジン氏は8日、激戦が続くウクライナ東部の要衝バフムート市内の東側を掌握したと主張した。
プリゴジン氏はSNS「テレグラム」で共有された音声クリップで、市内を流れるバフムトカ川の東岸全体が完全にワグネルの支配下に入ったと述べた。
CNNはこの主張を独自に確認できていない。ウクライナ軍にコメントを求めたが、今のところ返答はない。
バフムートをめぐっては7日、ワグネルの戦闘員らがバフムトカ川の東500メートルの場所にあるモニュメント上に同社の旗を掲げる映像が流れ、CNNが位置を確認していた。この時点で、市東部のウクライナ軍部隊は撤退し、川の西側の拠点に合流した可能性が指摘されていた。