ベラルーシ、ウクライナの「テロリスト」拘束と主張 ロシア軍機の破壊に失敗

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取材に応じるベラルーシのルカシェンコ大統領=2月16日、ベラルーシの首都ミンスク/Natalia Kolesnikova/AFP/Getty Images

取材に応じるベラルーシのルカシェンコ大統領=2月16日、ベラルーシの首都ミンスク/Natalia Kolesnikova/AFP/Getty Images

(CNN) ベラルーシのルカシェンコ大統領は7日、ウクライナの特殊機関に所属する「テロリスト」が国内で拘束されたと明らかにした。ベラルーシの飛行場にあるロシア軍の航空機を破壊しようとしたが失敗したとしている。

ルカシェンコ氏は、テロリストと共犯者が首都ミンスク近郊の飛行場でロシア軍の偵察機「A50」を破壊しようとした試みに関与したと述べた。

国家保安委員会や国境警備隊のおかげで身元が特定でき、拘束したとしている。

20人余りの共犯者もベラルーシ国内で拘束したという。

ルカシェンコ氏によれば、今回の実行犯は2014年にウクライナの特殊機関に採用されたウクライナとロシアの両方のパスポートを持つITの専門家だという。ラトビアからロシアに入国し、さらにミンスクに入ったという。

ルカシェンコ氏は「残念ながらロシアの国境警備隊は彼を見過ごした」と述べた。ルカシェンコ氏は、今回の出来事に米中央情報局(CIA)も関与したと主張している。

ルカシェンコ氏によれば、ロシア軍機に重大な損傷はなく、機体に傷や穴ができたが任務には影響を及ぼさないという。

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