銃乱射事件の容疑者を逮捕、特殊部隊動員し夜通し捜索 セルビア
RTSによれば、男は5日午前、中部の都市クラグイェバツ近郊で逮捕された。同市はムラデノバツから南へ約60キロのところにある。
内務省はCNNに対し、事件を国内のテロ行動として扱っていることを確認した。
地元メディアによると、殺害された人々の中には警官1人とその姉妹が含まれる。
セルビアでは事件の前日、首都ベオグラードの学校でも13歳の少年が銃を乱射する事件があり、子ども少なくとも8人と警備員1人が死亡していた。
同国ではこれまで複数の犠牲者が出る銃撃事件はまれだったが、国民の銃の所有率は欧州で最も高く、世界では5番目。これは1990年代のユーゴスラビア紛争の影響と考えられている。