セルビアでまた銃乱射事件、8人死亡 学校銃撃の翌日
(CNN) セルビア中部の村デュボナで4日、銃乱射事件が発生し、少なくとも8人が死亡、13人が負傷した。内務省がCNNに明らかにした。
容疑者は逃走を続けており、警察は21歳の男の逮捕状を取って行方を追っている。CNN提携局のN1によると、警察は容疑者が潜んでいると思われる一帯を封鎖した。
事件は現地時間の4日午後11時ごろ発生。公共放送RTSによると、男が自動小銃でその場にいた人たちを撃ち、現場から逃走した。
警察はテロ対策班やヘリコプター班など全ての特別班を出動させた。ベオグラードやスメデレボの警察も動員されている。
救急車や負傷者の家族はムラデノバツの病院に到着しているとN1は報じ、「犯人は逃走中。全てのパトロール隊はムラデノバツとマリポジャレバツの方向に向かっている」と伝えた。
セルビアではこの前日、首都ベオグラードの学校で13歳の少年が銃を乱射する事件があり、子ども少なくとも8人と警備員1人が死亡していた。
これまでセルビアで複数の犠牲者が出る銃撃事件はまれだった。