ロシア、ウクライナ軍高官を指名手配 ドローン攻撃で

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ロシア政府がウクライナ軍のザルジニー総司令官(右)とシルスキー司令官を指名手配/Getty Images, Reuters

ロシア政府がウクライナ軍のザルジニー総司令官(右)とシルスキー司令官を指名手配/Getty Images, Reuters

(CNN) ロシア内務省は30日、モスクワ州への一連のドローン(無人機)攻撃を受けてウクライナ軍の高官2人を指名手配リストに加えた。

リストに加えられたのは、ウクライナ軍トップのザルジニー総司令官と、ウクライナ陸軍トップのシルスキー司令官。

ロシア連邦捜査委員会は「ウクライナ東部ドンバス地方での市民と民間施設」への攻撃でもシルスキー氏とザルジニー氏を調べている。

一方、ロシア外務省は同日、今回のドローン攻撃によりロシアは「最も厳しい措置」を取ることができるとの声明を出した。

同省は「ウクライナのテロ攻撃への報復でロシアは最も厳しい措置を取る権利を持つ」と宣言。さらに「ウクライナがロシア領土の奥深くまで攻撃することはないという北大西洋条約機構(NATO)当局者の保証は完全に偽善的であることが明らかになっている」と主張した。

ウクライナはモスクワへの攻撃について直接の関与を否定している。

ロシア当局によると、モスクワ州でドローン8機が撃墜され、連邦捜査委員会が調査を開始した。

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