プーチン氏、ウクライナは「脅迫の道」を選択 モスクワへのドローン攻撃で

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ドローン攻撃で損傷を受けたモスクワの建物/Chine Nouvelle/SIPA/Shutterstock

ドローン攻撃で損傷を受けたモスクワの建物/Chine Nouvelle/SIPA/Shutterstock

(CNN) ロシアのプーチン大統領は30日、首都モスクワを狙ったドローン(無人機)攻撃について、「テロ行為の明らかな兆候」との認識を示し、ウクライナを非難した。

プーチン氏は「ウクライナ政府はロシア市民を脅迫する道を選び、住宅を攻撃している」「我々はロシアの報復を招く試みを懸念している。それはウクライナが望むもののようだ。ウクライナ政府は同様の行為を取るよう我々を挑発している」などと述べた。

ロシア国営タス通信が報じたところによると、プーチン氏はモスクワの防空システムについて「申し分なく機能した。だが、さらに向上させる余地がある」とコメントした。

プーチン氏はまた、今回のドローン攻撃はロシア軍が最近行ったウクライナのインフラへの攻撃に対する報復との見方を示した。

「ロシア軍はもっぱら高精度の長距離兵器で軍事インフラ施設だけを攻撃している。もちろん、これらの攻撃の一部は軍司令部や、2、3日前に攻撃されたウクライナ軍情報部本部を狙ったものだ」と主張した。

ここ数日、ロシアはウクライナ中部の町ドニプロの医療施設をミサイルで攻撃したほか、50機超のドローンで首都キーウを攻撃した。

ウクライナは軍情報部本部への攻撃についてコメントしていない。

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