従軍した外国人の市民権獲得を容易に、プーチン氏が大統領令に署名
(CNN) ロシアのプーチン大統領は、ウクライナでの戦争が始まって以降にロシア軍と兵役の契約を結んだ外国人について、ロシア国籍取得の手続きを容易にする大統領令に署名した。
当局のウェブサイトで発表された大統領令によれば、1年間の契約を結んだ外国人は簡略化された手続きで市民権を申請することができる。
今回の新しい大統領令は昨年9月にプーチン氏が出した大統領令を改正するもの。前回の大統領令では、外国人が簡略化された手続きで市民権を申請するには、少なくとも1年間の兵役と少なくとも6カ月間にわたり戦闘に参加することが必要だった。
今回の改正では、紛争への直接的な関与は含まれていない。また、対象が兵士の家族にも拡大されている。